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英語では “String of Pearls” 「真珠の首飾り」と呼ばれています。小さなグリンピースのような葉が垂れ下がる多肉性植物なので見たらすぐにわかるでしょう。
プランターやハンギングバスケットからこぼれるように垂れ下がり、この垂れてきた茎をカットして挿し芽しておくと、条件が良ければすぐに成長してくれます。一つの株を伸ばし続けると5年くらいは調子良く1年に30センチほど伸びますが、カットした挿し芽で更新していけば永遠に増やしていけます。
原産地の西アフリカの砂漠では、地表を這うようにして自生しているそうです。一年を通していつでも植え付け可能ですが、暖かい時期の方が成功しやすいでしょう。
ユニークなのはまんまる球体の葉の形だけでなく、春にはシナモンの香りの小さな白い花をつける事です。ただ、室内では滅多に咲きません。
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育て方
明るい場所に置き十分な栄養を与えれば旺盛に生育して行きます。葉にツヤを出すには、数本のツルをバスケットから垂らすようにして下さい。浅めの皿に敷き詰めるように置くと原産地のようなグランドカバーになるでしょう。特有の病気はなくお手入れは簡単ですが、一年を通して日当たりの良い場所に置いてください。
日当たり
日なたまたは明るい日陰に置き1日のうちで6〜8時間の明るい時間が必要です。朝の日差しが柔らかい時間は直射日光の当たる場所に、昼はレース越しの日陰、午後は日陰に移すのがベストです。
土
多肉植物用の土で問題ありませんが、根腐れしやすいので水はけの良いサボテン用の土でも良いでしょう。植え付ける鉢には大きめの穴が空いているものを選んでください。余分な水分を放出してくれる素焼き鉢ならなお良いです。
水やり
春夏の生育期には軽く、冬場には控えめに与えてください。通常は1から2週間に1度、夏場や素焼き鉢に植え付けている場合は1週間に1度与えてください。表面から2センチくらい下が乾いていたら株元からたっぷりと水やりしてください。多肉植物全般に通じる事ですが、乾燥に強く湿りすぎるとすぐに根腐れを起こします。
温度
20度あれば大丈夫で冬場は10から15度くらいでも成長します。多湿を嫌うので屋内に置く場合はキッチンや風呂場は避けるようにしてください。