植物の郵送方法について

バラ イブピアッチェ
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昨秋に挿し芽しておいたバラの苗が全部成功して根付いたので、そのうちの一つをネットで売りに出していたところ今日めでたく売れました。

今回は、私がいつも植物を発送する時に使う第四種種子等郵便についてと植物の梱包についてご紹介します。

どんな方が購入されたか分かりませんが、我が子を嫁に出す気分で丁寧に丁寧に梱包と発送をしました。

第四種種子等郵便とは

通常、ヤフオクやメルカリなどのフリマで物が売れた時、匿名でお手軽に発送できるネコポスやゆうパケットを使う場合がほとんどでしょう。
でも植物の場合、第四種種子等郵便という格安で全国どこにでも送ることができる方法がります。とてもありがたいですね。では一体どんな方法でしょうか

郵便局から送る郵便物には、手紙などの普通の郵便物である第1種から第4種まであり、第4種の内容物は「植物種子、苗、苗木、茎もしくは根で栽植の用に供するもの」となっています。

なぜ第4種郵便は安いのか

元々郵便局は公共のサービスだったので、国民の間で農業や植物の普及を促進させようという目的があったため、民営化された今でも格安で送ることができるんです。

発送の注意点

「栽培目的」なので、食用の植物、切り花、押し花などは不可です。
郵送の際、窓口で植物であることを見せないといけないので、中身が見える小窓をあけるか、一旦開封して職員さんにほら植物ですよと確認してもらえるようにします。

植物の梱包方法について

初めて植物が売れた時、どうやって梱包すればいいのか検討もつかないよと頭を抱えてしまいましたが、ネットで調べたりして何度か送るうちに少しずつ慣れてきました。

今回私が梱包した方法をご紹介したいと思います。

株元を保護

輸送中に土や水が漏れてしまうと他の荷物を汚してしまい迷惑をかけてしまうので、株元にティッシュやキッチンペーパーを詰めてテープでしっかりと止めます。

クッション材で鉢全体を包む

鉢を保護するためと箱の中で鉢が動かないようにクッション材で全体を包みます。この時、ところどころに穴や切れ込みを入れて植物が蒸れないようにします。そして、上の部分は息ができるように開けておきます。生き物なのでこういうところに気を使います。

箱に入れて宛名を記入

今回は牛乳パックを組み合わせて大きさに合う形に作りました。そして穴あけパンチで複数箇所に穴を開けます。これも少しでも呼吸ができるように配慮します。

宛名を貼る場所はどこでもOK。そして、赤で「第4種郵便」とか「第4種種子等郵便」と書いて植物が入っていることをアピールします。

郵便局へ

郵便局へ持ち込み、第4種でお願いしますと言って、小窓から中を確認してもらいます。慣れない職員さんだと、なにそれ?という顔をされたり奥へ行って分厚いマニュアルを読み始めたり…という事もありますが、待っていれば大丈夫です。

料金は重さとサイズで決まります。今回は240円で送ることができました。ありがたや。

まとめ

植物の発送は、最初は難しいですが慣れたら簡単です。今は季節がちょうどいいので植物への負担が少なくてくみますが、暑くなったら極力避けた方がいいです。